Linuxへのインストール手順

ローカルPC上のUbuntuにインストールする方法を説明します。
概要
現在配布しているオンライン版はローカルPCのUbuntu上でも動作いたします。
この記事ではオンライン版をローカルPC上のUbuntuにインストールする方法を簡単に説明します。
※WORLDまでは【仮想環境上のUbuntu】及び【CPUのみ】で動作いたしますが、NSF・NEUTRINO(GPUでの推定時)には、【ネイティブ環境のUbuntu】と【NVIDIA製のCUDA対応GPU】が必要になります。
※オンライン版については、こちらの記事をご覧ください。
導入方法
- Ubuntuをインストール
- gccをインストール
- (NSFを使う場合のみ)Python及びpip、numpy、scipyをインストール
- (NSFを使う場合のみ)nvidia-driverをインストール
- (NSFを使う場合のみ)CUDA Toolkitをインストール
- NEUTRINO(オンライン版)をダウンロードし展開
- Permissionを変更
- NEUTRINOフォルダに移動し、Run.shを実行
- output以下にsample1_syn.wav(又はsample1_nsf.wav)が出力されていれば正常に動作しています。
- 音声が出力されない場合は、terminalのログかNEUTRINO/NSF/NSF.logのエラーをご覧ください。
テスト環境
- OS: Ubuntu 18.04 LTS
- CPU: RYZEN 1600X
- GPU: GTX1070ti & GTX1070
- CUDA: 10.1
- g++: 9.2.1
- nvidia-driver: 440.64
その他
gcc(libstdc++6)のバージョンが足りない場合は下記を参考に更新・インストールしてください。
・gcc の9.0をインストール
https://qiita.com/tekito2/items/d7e6990f78eeebd19d36
追伸
Ubuntu版ユーザーの方はPCの知識が深い方々だと思いますので、導入などの説明もかなり省略しています。
GPUとCUDAが絡んでくるため配布方法は手探りな状態です。
動作報告などいただけますと大変助かります。